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今回は、冷却(アイシング)の目的と方法をお伝えしたいと思います。
運動時や日常生活での捻挫や突き指、打ち身〈打撲〉、肉離れ、骨折や脱臼の時や処置後に行います。
目的は患部の炎症を最小限にするためです。
あまり知られていませんが、ギックリ腰の時もアイシングを行います。そしてアイシングを行う期間は患部の状況しだいで変わります。(ギックリ腰の時は絶対にお風呂等で温めないで下さい。アルコールも禁忌です。血液等の循環がよくなり患部の炎症が強くなります。
冷湿布は冷却(アイシング)の効果はありません。逆に冷湿布が時間と共に温まってしまいますその他に運動後、関節は熱を持ちます。(過去に痛めた事がある間接に対して)関節へのアイシングは非常に有効です。
冷却・アイシングの注意点
アイスノン、保冷材、霜の付いた氷は0℃以下になり凍傷の原因になります。
絶対に使わないでください。
正しい冷却・アイシングは霜を洗い流した氷、または氷水で行います。
ビニール袋に霜を洗い流した氷、または氷水を入れ、直接肌に当てるか固定材料(テープ、包帯、金属固定具、ギプスなど)の上から当てます。
最初の5分から15分は刺すような痛さを感じますが、皮膚が赤くなっていれば大丈夫です。凍傷を起こす時は皮膚が白くなります。
固定材料(テープ、包帯、金属固定具、ギプス)の上からの冷却・アイシングは冷えないかもしれませんが、患部に熱を持たせないために行います。
時間は25分〜30分が目安です。痛めて間もない時は可能な限り行っても効果はあります。
その他に膝(ひざ)の関節に水が溜まったり、痛みがある時など。(あくまで応急処置です。痛みがある時はただちに専門の医療機関を受診して下さい。)
アイシングは薬や注射の様に即効性は有りませんが、一日でも早い症状の改善を目的に行います。非常に有効な症状改善方法の一つです。